今回のご依頼はできる限り修理箇所がわからなく仕上げてほしいとのことでしたので店内で目立たない箇所から壁紙を移植して剥がした箇所の壁紙は似た壁紙を張って対応した実例になります。
石膏ボードをカットする前に、傷んでいる壁穴の中に手を入れ近くに既存の下地がないかを確認します。
今回は壁穴に対して左・右の縦に既存の下地（軽量鉄骨）がありましたのでそれをうまく利用しました。なので、それを基準に石膏ボードを四角くカットしました。
四角くカットした石膏ボードの上と下に下地材を半分差込ビスで固定します。
穴をふさぐ際石膏ボードと下地材との接着力を上げるため、下地材の表面に木工用ボンドを流します。
同じ厚みの石膏ボード12mmを使いビスで四方をしっかりと固定します。
既存の石膏ボードと、新たに固定したボードとの間には必ず微妙な段差や隙間ができます。その為、パテ処理を行い段差をなくしていきます。
一回目に使用するパテは下塗り専用パテで、やせが少ないタイプを使用します。
いくつかのメーカーで調べた結果、同じ壁紙が見付からなかった為お客様と相談の上このシートの裏に隠れている壁紙を使用する事にしました。
必要な大きさに壁紙をカットし剥します。
剥がした壁紙の裏地にのりを塗り、細かい柄まで丁寧に合わしながら壁紙を貼ります。
完成です。柄合わせもしていますのでパット見てもわからないはずです。
お客様の声
先日はありがとうございました。実は去年にも一度インナースペース様に壁穴補修をお願いしたのですが、インナースペース様にお願いする前に他社様にも電話で見積り金額をお聞きしたところ、見積りの為の出張費10,000円＋駐車場代かかると言われました。施工に関しては、35,000円＋駐車場代と言われましたのでインターネットで検索していたところインナースペース様を見つけました。見積りに関しての出張費も無料で施工金額も納得できる内容でしたのでお願いしたところ、作業内容もてきぱきと丁寧にこなし仕上がりも大変満足いくものでした。なので今回もお願いする事にしました。なにせお酒を扱うお店なので、お客様が酔った勢いで壁を蹴ってしまったりする事が多々あります。店内の壁に穴が空いていますと、お客様から見たお店の印象が良くないと思い急ぎでお願いしたところ、早急に対応して頂きとても助かりました。スタッフ一同感謝しております。今後、店舗内で何か困り事が出てきましたらその時はまた宜しくお願いします。
