写真ではわかりにくいのですがタバコのヤニがお部屋全体に付着しており一面張替えをすると他の面とのバランスが崩れるので壁紙再利用を選択した実例です。
壁穴周辺の傷んでいる箇所をカッターを使って壁紙を四角く切り取っていきます。
丁寧に剥がした壁紙です。壁紙は結構傷んでいました。
傷んでいる壁穴周辺の石膏ボードを、カッターを使って四角くカットします。
石膏ボードをカットした後、GLボンド(グレーの塊)の表面をカッターを使って綺麗に整えます。
GLボンド(セメントの塊)を避けて下地材をビスで固定ます。
固定した下地材とGLボンドの上にボンドを付けます。
既存の石膏ボードと同じ厚みの9mmボードをはめ込み、ビスで四方をしっかり固定します。
固定したボードと既存のとの微妙な段差をなくすためにパテ処理をします。
一回目に使用するパテは下塗り専用パテで、やせが少ないタイプを使用します。
パテを自然に乾かすと1時間以上かかるので、時間短縮としっかりと乾燥させるためにドライヤを使いパテを乾かします。
専用ペーパーを使いパテの表面を整えます。
目の細かいタイプの仕上げ専用パテを使い丁寧に仕上げます。
再びドライヤーで乾燥させて最後に専用ペーパーで表面を綺麗に整えます。
最初に剥がした壁紙の裏地にのりを付け、剥がした壁紙の両サイドをローラーで丁寧に押さえていきます。
最後に壁穴が空いていた箇所の壁紙を戻し、ローラーで押さえます。
修理前
修理後
なんとか綺麗に壁穴を補修する事ができました。お客様も満足して頂けたので良かったです。