建物は綺麗で築5年お宅でした。穴の空いている箇所に白いテープを貼り、応急処置がしてありました。
応急処置をしていた白いテープをめくったところ、 直径約10cm位の、こぶしサイズ程の穴が空いていました。
穴周辺の壁紙をめっくた後、穴が空いていた箇所周辺のボードも少し崩れていたので、カッターを使いボードを18cm角にカットしました。
※ 床暖のプレートカバーを外し、施工時に糊が付かないよう養生テープを貼りました。
カットしたボードの四方に対し、木の下地材を半分だけ中に入れ石膏ボードの上からビスで固定します。
穴をふさぐ際ボードと下地材との接着力を上げるため下地材の表面に木工用ボンドを流します。
同じ厚みの石膏ボードを使い、先程補強を入れた下地材に対して四方をビスでしっかりと固定します。
既存ボードと新たに固定したボードとの間には、必ず微妙な段差や隙間ができます。
段差をなくすため下塗り専用パテを念入りに2回塗りその後、目の細かい仕上げ専用パテを使い丁寧に仕上げます。
ドライヤを使用しパテをしっかり乾かした後、サンドペーパーを使い、パテの表面を綺麗に仕上げます。
既存の壁紙を調べた結果廃盤だったため、同じ壁紙を使用していた玄関ホールのくぼんでいる箇所の壁紙を使うことにしました。
中に入り込んだ正面の壁(高さ2.4mX横巾35cm)を綺麗にはがし、それをリビングの補修に使う事にしました。
※剥がした箇所は、近い柄の壁紙を使い貼り直します。
玄関ホールから剥がしてきた壁紙を使い丁寧に貼り完成です。